2007年12月17日月曜日

JavaFX SCADA UI:はじめに

前に、目覚まし時計を作りましたので、次は、SCADAのUIをJavaFXで作ってみたいと思います。
そもそも、JavaFXを含め、RIAの調査を始めたきっかけが、
SCADAのUIをAppletよりも簡単かつ表現力豊かに構築する方法はないかということでしたので、ようやく本題に突入と言ったところでしょうか。
SCADAとは、「Supervisory Control And Data Acquisition」の頭文字をとったもので、日本では「遠隔監視制御システム」などと呼ばれています。その名のとおり、諸所に分散した施設の設備や機器の運転情報を収集して処理するとともに、運転制御をも行う機構です
(監視だけを行うものもあります)
関連する技術分野が多方面に及ぶ(分散処理、画像処理、データベース、AI、電子郵便、携帯端末、RAS、などなど、数え上げると切りがない)ため、プログラミングの題材としては、なかなか面白いものです。
機構全体としては、かなり膨大なものになりうるのですが、ここではその内のUI部分を(それも、かなり単純化して)構築することにします。したがって、SCADA役務の依頼者と提供者間の通信の実現方法については考慮しません。何らかの方法で依頼者は
SCADA役務の提供を受けることができる、という前提で作成します。
例によって、開発環境としてNetBeansを使います。「それでは、…」と言いたいところですが、今日は前置きで終わりです。

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