ちょっと古めかしい言葉を出してしまいましたが、MSのVisual StudioやNetBeansのMatisseのようなWYSIWYG環境でのソフトウェ開発が、JavaFXでも可能になりました。
それは、NetBeansなどのIDE用に提供されている、JavaFX追加接続(plug-in)プログラムの下見(preview)機能を利用した開発のことです。Visual StudioやMatisseのような、直接操作方式ではありませんが、編集作業と並行して実行時の姿が実時間で見られるので、かなり開発効率が上がります。
事前評価(preview)版のJavaFX追加接続にもその原型はあったのですが、原始コードの編集領域を分割して表示するため編集領域が狭くなる、コードによってはうまく表示ができないなど、正直言って「今一」の感が否めませんでした。しかし、JavaFX 1.0対応版では、これらの点かなり改善さているようです(まだ、それほど試した訳ではないので、問題点の有無を把握し切れてはいませんが)。
少なくとも、下見画面がIDEの窓とは独立した専用の窓に表示されるため、編集領域が狭くなることはありません。直接操作方式ではありませんが、元々JavaFX言語は宣言型の言語であり、VBやJavaに比べれば、画面表示とコードの対応が取りやすいこともあって、それほど苦にはなりません(もちろん、図形部品をマウスで引っ張りまわして好きな位置に配置したり、寸法を自由に変えられることに越したことはないのですが)。
2008年12月24日水曜日
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