「次回は・・・」と言いながら、1回間があいてしまいました。しかも、今回はその内のIDE(NetBeans)へのJavaFX開発環境のインストールの分だけです(もう予告するのは止めにしよう)。
JavaFXPadは、いかがだったでしょうか。日本語も、特に何の設定もすることなく表示できたことと思います。ただし、JavaFXPadを起動したときに表示される「JavaFX」の文字ように、フォントとして日本語の字体を含まないもの(この例では「faceName: 'Verdana'」)を設定していると、日本語の文字が四角い枠で表示されてしまいます。その場合は、日本語の字体を含むフォントを指定する(たとえば「faceName: 'Sans-Selif'」と記述する)か、フォントまたはフォント名の指定そのもの(この例では「faceName: 'Verdana',」の部分)を削除してしまえば、日本語が表示されます。
JavaFXの構文を学習したら、OpenJFXホームページに紹介されているJavaFX Script 2D Graphics Tutorialにアクセスして、2Dグラフィックスのチュートリアルをダウンロードして調べてみると面白いです。図形のアフィン変換も簡単に指定できるので、durオペレータと組み合わせると、ちょっとした動的アプリケーションならすぐに作れます。ちなみにdurオペレータの構文については、白石さんの日記に詳しく説明されていています。
前説が長くなりましたが、IDEへのJavaFX開発環境のインストールについては、OpenJFXホームページの「ダウンロード」に、手順を記したページへのリンクが載っています。ちなみに、私はNetBeans IDE 5.5 用 JavaFX Script プラグイン: ダウンロードとインストレーション手順に従って、NetBeans 5.5へプラグインをインストールして使っています(プラットフォームは、Windows XP SP2、JDK 1.5.0_11です)。
NetBeansでのJavaFXプログラムの作成と実行方法については、OpenJFXホームページに載っているJavaFX Script 言語 はじめの一歩が参考になります。GUIコンポーネントの使い方については、深く学ぼう JavaFX Script 言語にひととおり紹介されています。今まで敬遠していたレイアウトマネジャも、比較的容易に利用できるのがうれしいです(これから主流になるであろう携帯端末上で動作するアプリケーションを構築することを考えると、レイアウトマネジャの利用は必須だと思っていますので)。
また、クライアント/サーバアプリケーションの簡単な例については、Learning JavaFX Script, Part 3: Client-Server Communication With JAX-WSが参考になります(人の褌で相撲を取っているので、「参考になります」ばかり)。
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