Servletから周期的にデータを取得して表示を更新する、JavaFXの役務依頼器(client)プログラムを作ってみました。
Servletへ1秒ごとにHTTPのGET要求を発行して数値データを文字列として取得し、棒図式と数字で実時間表示します(遠隔監視(Remote Monitor)を模擬した表示にしてみました。Servletは、監視データの代わりに現在の秒値を返します)。
コードの例は、こちらに載せています。
Servletと通信するJavaFXの役務依頼器(client)プログラムを作ってみました。

「OK」ボタンが押されると、SwingTextFieldに入力された文字列を、HTTPのGET要求としてServletへ送ります。Servletでは、HttpServletRequest#getParameter()で送られてきた文字列を読み込み、前後に文字列を付加して依頼器へ送り返します。依頼器は、Servletから受信した文字列をTextとして表示します。
コードの例は、こちらに載せています。
役務供給器(server)と通信する依頼器(client)側のJavaFXプログラムを開発する場合、試験用の供給器側プログラムをServletとして作成する、というのもひとつの手だと思います。NetBeansを利用すると、Servletプログラムの作成から配備までを容易に行うことができます。今日は、Servletと接続するプログラムを作成する際に参考になる文書を紹介します。
Connecting to Servlets
段階式書式指定(CSS(Cascading Style Sheets))を利用したJavaFX応用プログラムを開発する上で、参考になるWeb日誌と投稿を紹介します。
次のWeb日誌は、CSSとSkinクラスやControlクラスの関係について、簡潔な例を用いていて分かりやすく説明しています(表題には「Applets」とありますが、卓上型(desktop)プログラムとして実行できます)。
Styling your Applets with CSS
上のWeb日誌の例を試すときは、CSSファイル「style.css」を台本ファイルと同じディレクトリに置き、台本ファイル「Main.fx」の行
stylesheets: ["http://piliq.com/javafx/tutorials/css/style.css"];
を、次のように書き替えてから一括変換してください。
stylesheets: ["{__DIR__}style.css"];
CSSファイルの設定を書き替えると、台本ファイルを一括変換しなおさなくても、(台本を再実行しただけで)変更が反映されるのが分かります。
次の投稿には、段階式書式指定について詳しく説明されています。CSS support control and skinning上の投稿と次のWeb日誌をあわせて読むと、より分かりやすいかもしれません。JavaFX in Style